BayServerをWindows上で動作させる際の制限事項

BayServerをWindowsで動作させる際の制限事項について、重要なものを記述します。パラメータに関する細かな差異に関してはBayServerリファレンスを参照してください。

全言語共通の制限事項

-stop, -memusage, -restartAgents, -reloadCert, -abortオプションについて

Windowsではプロセスにシグナルを簡単には送信きないため、デフォルトではこれらのオプションはすべてBayServerを強制終了させます。これらのオプションの本来の機能を使いたい場合は、controlPortを開き、TCP通信によりコマンドを送信できるようにしてください。例えば以下のように設定します(ポート番号は任意です)

[harbor]
    controlPort 2222

Java版での制限事項

Java版固有の、Windowsに起因する制限事項はありません。

PHP版での制限事項

基本的にWindows上での動作はサポートされませんが、次の制限のもと無理やり動かすことはできるでしょう。

  • CGIは動きません
  • マルチコアモードでは動作しません
  • シングルスレッドでのみ動作します。つまり、GrandAgentは1です。

Python版での制限事項

Python版では以下の制限があります。

  • Ctrl-Cによる終了はできません。-stopオプションで終了するか、コンソールウィンドウを閉じてください。

Ruby版での制限事項

Ruby版固有の、Windowsに起因する制限事項はありません。

TypeScript版での制限事項

TypeScript版固有の、Windowsに起因する制限事項はありません。

Cygwin, MinGWで動作する可能性

ひょっとしたら、CygwinやMinGW版のPHPがあればUnix系OSと同様に動くかもしれませんが未確認です。

気合の入った方は、是非検証をお願いします!

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